お水取りの日時は流派によってなぜ違うのか?

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

気学の流派はどこも同じではない!

流派

ある会員の方から、ちょっと
難しいご質問がありました。

それは、

「流派によりお水取りの日時が
違うのは何故でしょうか?」
というものです。

で、なぜ、

この質問が難しいかというと…、

その理由は、簡単なものでもなく
ひとつだけでもないからです。

つまり、

色々な理由が複雑に絡みあって
お水取りの日時が違うからです。

ですが、とりあえず、

ひとつずつ解説致します。

以下、本文に続く。

流派によってお水取りの日時が違うのは…

使う暦が異なる場合

当会では、九星気学の日本標準で
ある高島暦を使います。

これが、九星気学会の王道です。

こんな暦です↓
高島暦

書店であなたも見たことが
あると思います。

ところが、

高島暦と違う暦を使う流派が
あります。

高島暦は年に2回、陰遁と陽遁※
が切り替わります。

これを、
“陰陽替わり”といいます。

これとは違い、

常に陰遁の暦を使う
少数派の流派があります。

なので、

暦が違えば、当然、
吉方位の日時も違うはずです。

※ 陰遁と陽遁

九星盤が、毎日、

九紫→八白→・・・二黒→一白
のように少なくなる方へ変わって
いくのを陰遁といいます。

一白→二黒→・・・八白→九紫
のように多くなる方へ変わって
いくのを陽遁といいます。

暦の切り替わり直後の気の乱れを無視するかどうか

陰遁・陽遁替わりの直後は、
気の流れが乱れます。

当会では、

気の流れが安定してないので、

祐気取りとしての価値は低い
と判断しています。

お水取りを含む祐気取り旅行には
お金も時間も手間暇もかかるので、

価値の低い日取りに
むりやり祐気取りをしても、

かえって損をすることから、

原則的に陰遁・陽遁の直後は、
お水取り日に指定しません。

この点では、高島暦を使う流派の
中でも、意見が分かれています。

ちなみに、

6月1日には、陽遁から陰遁へ
切り替わりましたので、

当会では、6月9日はお水取り日に
指定してなかったのです。

月盤の切り替わり直後の気の混じりを無視するかどうか

年盤は、1年に1回、
切り替わります。

その前後は、新旧の九星の気が
混じり合うため、

祐気取りはしないもの、
というのが気学界の定説です。

そして、

月盤も同様に、1ヶ月に1回、
切り替わりますが、

月盤の切り替わり前後の気の乱れ
を無視する流派があります。

というか、

どちらかというと、

シロウトが運営する気学サイトに
みられる特徴とも言えます。

つまり、

機械的に日時を割り出すと、
そんなことになっちゃうのです。

当会では、

価値の低い日を選ばなくても、
他にきちんと祐気取りできる日が
あるので、

原則的に月盤の切り替わり当日は
お水取り日にしていません。

ちなみに、

7月7日は、月盤の切り替わり
当日なので、

当会では、お水取り日に
してないのです。

7月7日は土曜日なので、ちょっと
もったいないんですが、仕方が
ありません。

男と女で九星が異なる流派

同じ生年月日に生まれても、
男と女では九星が異なる、

という一部の流派があります。

九星が異なれば、当然、
吉方位も変わります。

この流派の言い分にも
一理があるのですが、

昨今の情勢を考えると、

男性で生まれたけれど、
脳は女性とか、

女性に生まれたけれど、
脳は男性とか、

そんな性同一性障害の人の場合を
考えると、

見かけの男性・女性で九星が
異なるのでは不都合と思います。

ましてや、

戸籍上の性別を変更した人は
どうなるのか…、など、

一筋縄では解決できない問題が
残ります。

なので、

男性と女性の九星は、
同じものとして取り扱うのが
妥当と判断しています。

四隅方位の作胎について

九星盤

四隅方位とは、

北東、南東、南西、北西
というように、

ななめの方角のことですが、

四隅方位は60度あり、
それぞれが30度ずつのふたつに
分割されます。

そのどちらかが、
"破"の凶方位である時、

その四隅方位は、全体を
凶方位として取り扱う。

という考え方を作胎といいます。

例を上げますと、

今年の歳破は、辰方位です。

つまり、

厳密には、東南方位60度のうち
東寄り30度だけです。

ところが、

作胎を採用すると、
東南方位全体が凶方位として
取り扱うこととなり、

東南(巳)方位は吉方位でない
ことになります。

ですが、

高島暦では、
作胎を採用していません。

要するに、

今年の東南(巳)方位は、
人の九星によっては、
祐気取りが可能としています。

詳しくはこの記事をお読み下さい。

2018年の年盤にご注意!

歳破を勝手に広げる流派とは?

お水取り実践会で開運するのは“面倒くさい”

流派によって、お水取り日時が
異なる理由について述べましたが

結構ややこしかったでしょ。

ですが、

お水取り実践会と他の流派との
決定的な違いは何かと言うと、

日時の違いではなく、

実は、

当会の一番の弱点でも
あるのですが、

ウチの流儀で開運するのは
他の流派よりも“面倒くさい”
ことです。

よその流派では、

祐気取りするだけで
開運できると指導しています。

ですが、当会では、

お水取りで開運するには、

“気付きの実践が必要である”
と指導しています。

でないと、

お水取りが“神業”か“奇跡”を
呼ぶ、摩訶不思議なものになる
からです。

お水取りは、あくまでも、
開運の技術であり、

おまじないや占いとは一線を
引いていたものとしています。

さて、

あなたはどちらを信じますか?

お水取りはやっただけで
開運できるのか?

それとも、

気付きの実践を通じて
開運できるのか?

以上、

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気学で分からないことの調べ方

■お水取り祐気取りの百科事典

■サイト内で調べる方法

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検索ボタンを押して下さい。

長文では上手く出てきません。

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