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目次
人の役に立ちたいという方へ
お勧め度★★★★☆4.0
12月18日はお水取り日ですが、
あなたがお水取りをする目的は
何でしょうか?
もしも、あなたが、
星雲の志を立てて、
出世街道をばく進しようと
思うなら、
そんな時こそ、
人の役に立つ行動を心がければ、
将来きっと、
願いが叶うことでしょう。
以下、本文に続く
開運豆知識
「損して得取れ」
という言葉があります。
西洋流に言えば、
”Give and Take”
といったところでしょうか。
目先の損得ばかりに目が行くのは
凡人の常ですが、
目先の損に執着しないで、
先に人の役に立てば、後から
それに勝る利がやって来る。
という教えでもあります。
そんな教えを大昔に実践した
老舗が今でも東京にあります。
400年以上前にお酒の原価販売をした酒屋があった
東京都千代田区の豊島屋本店は
1596年創業の老舗の酒屋です。
徳川家康が江戸の地に入り、
将来に備えて、江戸城の建設が
始まった頃のことです。
当時、お酒と言えば、京の伏見や
灘から送られてきた“下り酒”が
流通の中心です。
まだまだ、関東には造り酒屋は
ありません。
豊島屋初代の十右衛門は、この
高品質な“下り酒”を儲け抜きで
売りさばいたそうです。
当然ながら、庶民は大喜び。
で、儲けはどこから捻り出したか
というと、
大量にでる空樽の販売です。
当時、四斗(72リットル)の空樽は、
物入れや腰掛けなど、さまざまな
用途に使われたものであり、
中味の酒では一切儲けず、
お客の数を増やすことに専念し、
空樽で儲けるという裏技が見事に
的中しました。
これが豊島屋420年の礎を築いた
エピソードです。
現代に生きる「損して得取れ」
仕事を極めようと思うなら、
余録として得られる富や名声に、
しがみついた状態のままでは、
けして新しい価値は創造できない。
いったん、
仕事そのものにのめり込み、
余録から身を離して初めて、
新たな価値を創造できるもの
である。
それは、
どのように離れるかというと
人の役に立つとの観点からである。
その際、
余録から離れれば離れるほど
その真価が歴史に刻まれる。
あなたも、目先の欲からほんの
少し身を離すことができれば、
きっと、
人の気付かない空樽の活用法を
創造できるはずです。
以上、
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冬バージョン
『実践の種蒔き、新芽の春を待つ』
編集後記
その1:初詣の御利益を千人力にする方法を公開中
もしも、あなたが、
最高に縁起がいい初詣をしたい、
と思うなら、ぜひお使い下さい。
これって、損して得取れ?
ですよね。(*^_^*)