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稲毛浅間神社の創建は、今から1200年以上前、平安時代初期の西暦808年に富士山本宮富士浅間神社の御分霊を勧請したのが起源とされています。
主祭神は、全国の浅間神社と同じ木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)です。
主なご利益は、家庭円満、安産と子育て祈願です。
合わせて、国土平安・家内安全・産業発展の神様である瓊々杵尊(ににぎのみこと)、道開きの神・交通安全・厄難解除の神様である猿田彦命が祀られています。
こちらの神社は、京成稲毛駅から徒歩5分と立地条件に恵まれ、また国道14号線(千葉街道)沿いの稲毛公園に隣接し、位置的には分かり易いのですが、駐車場への入り口が極めて分かりにくくなっています。
入り口は国道14号線に面していますのでご注意下さい。
そして、面白いのが一の鳥居の場所。(と言うよりも、少々残念なことですが・・・)
写真を掲載しているのは実は二の鳥居です。一の鳥居は、国道14号線を挟んで向かい側にあります。
ですから、一の鳥居から境内へ進むには極めて不都合な配置です。
昔は、千葉街道の位置が、もっと海寄りにあったはずですが、今では参道が分断され何とも無粋な状況です。
経済活動を優先する行政上の配慮に神様が屈した格好です。
いずれ、時が経れば、道路を地下にしてやれば良いでしょう。
さて、お水取りの場所ですが、手水舎の水が井戸水です。
こちらの吐水口から常時流れ出しています。
境内は夜間に閉門することがありませんので、夜間帯のお水取りが可能なことはありがたいことです。