玉埋めの作法には勘違いが多い?その2

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玉埋めの作法と違うやり方をやってもいいのか?

さざれ水晶

ある方から玉埋めの作法について
ご質問がありました。

玉埋め用の水晶は、さらしの布や
半紙に包んで埋める。

と指導したところ、

質問者さん

~~~
さらしの布や半紙でなく、普通の
白い紙に包んではいけないのか?
~~~

というご質問でした。

おそらく、

比較的簡単に手に入るコピー用紙
などの白い紙を念頭に、

ご質問されたのだと思います。

そこで…、

以下、本文に続く。

開運ミニ相談

作法というのは基本事項

私は、ご質問された方へ、
逆に、こう尋ねたのです。

~~~
お茶やお花の作法を習うときに、

作法と違うことを
やってもいいですか?

と、あなたは尋ねますか?
~~~

すると、

質問者さんは

~~~
あぁ…、そうですね。

分かりました。
~~~

とのこと。

そこで、私の回答

~~~
今、お分かりになったように、
そんな質問はしませんよね。

作法というのは基本事項なのです。

応用がないのではありませんが、
まずは、基本を覚えて下さい。
~~~

守・破・離の教え

私の追加説明

~~~
武道や芸道等には、「守破離」
という考え方があります。

これは、武道や芸道等を修める
プロセスを

守・破・離の3段階で
表しています。

「守」とは

師や流派の教え、型、技を忠実に
守り、確実に身につける段階。

「破」とは

流派の考察を深めるとともに、
改善施策についても考察し、

良いものを取り入れ、
心技を発展させる段階。

この段階で「免許皆伝」と
判断します。

「離」とは

一つの流派の枠から離れ、

独自の新しいものに発展・創造し、
確立させる段階。

この段階で独立した「流派」を
名乗る。
~~~

守破離の「守」で大切なこと

儀式としての着眼点は、
形を覚えて忠実に再現すること。

この段階では、あくまでも

玉埋め用の水晶は、さらしの布や
半紙に包んで埋める。

守破離の「破」に至るために大切なこと

儀式としての着眼点は、

・堅固で清らかな願い
・しなやかで美しいこと

この段階に至ると、

玉埋め用の水晶をどう包むかは
ある程度、臨機応変・自由自在
です。

玉埋めの注意点(まとめ)

玉埋めの意義

自分と同化し、分身となった水晶が
長く吉方位にとどまり、

吉方位の祐気を吸収してくれる。

(吉方位への引っ越しと同様な
意義を持つ)

水晶の準備

最小限一昼夜、肌身に付けて
自分と同化させる。
(自分の念を込める)

余裕があれば9日間同化させる。
(日盤が一巡する期間)

時刻、場所の注意点

年月日時刻の九星盤が吉であること

吉方位の範囲内の場所

神社やお寺の境内から外へ出ること

他の人からほじくり返さない場所
(人から見られない)

よそ様の土地なので節度を
わきまえること

小高く、汚水が流れこまない場所

人が通らない場所

水晶の埋め方

埋める水晶の量は、1回10g以上

穴の深さは手のひら程度
(よそ様の土地なので、スコップ
などで大々的に掘らない)

さらしの布や半紙に包むこと
(願い事、名前を書く、という
流派もある)

水晶を埋める時、願い事を念じる。

以上、

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編集後記

私が初心者だった頃の玉埋め

玉埋めの理解がお粗末だった当時、

さざれ水晶を何も包まずに
そのまま埋めてました。

しかも、

その場で願い事を念ずることなく。

これじゃぁ、儀式として
価値は乏しいですよね。
┐(´д`)┌

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