東京都内でお水取りできるのか?

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都内でお水取りしたいと思う方へ

お勧め度★★★★★5.0

東京都

九星気学コンサルタント碓氷です。

都内在住の方から、都内近郊で
お水取りできる社寺がないかと
先日、ご相談がありました。

ですが、

都内近郊でお水取りをするには、
もともと大きな困難があるのです。

今回は、これがテーマです。

開運豆知識

都内では水質の良い地下水がなかなか得られない

都内だけに限らず大都市の近郊で、
水質の良い地下水が得られる場所
はとても限られています。

なぜかというと、

戦後長い間、産業育成が最大の
重点政策であったため、

環境保護(地下水源の水質保全)
のような観点で行政指導が行われ
てこなかったからです。

そのため、

地下水源の悪化につながる産業が
立地していなかった一部の地域に
だけ、

良好な水質が維持された地下水の
得られる場所が、今でも残されて
います。

なので、

都市近郊で生水で飲めるような
地下水はとても貴重なのです。

都内では、生で飲める御神水・
御霊水が頂ける社寺は、なかなか
見当たりません。

浅草寺のすぐ横にある浅草神社
では御神水が頂けますが、生水の
飲用は禁止されています。

湯島天神の東隣、男坂の登り口に
湯島聖天というお寺があります。

ここは、江戸時代に湯島天神を
管理する別当寺でした。

ここには、昔から有名な、
柳井の井戸という銘水があり、
生で飲める井戸水が頂けます。

ですが、

その場で飲むことは、問題ないの
ですが、持ち帰って飲むことは
禁止されています。

これはどういうことかというと、

持ち帰って飲んでも、お寺では
責任を持たないということです。

つまり、

本来、自己責任のお水取りで、
お腹をこわしたというクレームを
つける人がいるため、

社寺では防衛策を講じざるを
得なくなるのです。

都内では、他に新井薬師が御霊水
として有名ですが、

ネット検索した人のお話によると、
取水した一部の方の意見では、

水質に問題ありとのコメントが
見つかったそうです。

また、

練馬駅のそばに、天明水という
ご神水が頂ける東神社があり、
こちらの水はかなり良質です。

ここで、あえて申し上げると、

運良くある程度の水質が確保され
た社寺が見つかったとしても

それが、うまい具合に吉方位の
範囲内に入っているかどうかは、

まさに神の恵み。

要するに、

都内で厳しい条件を付けると
お水取りできるような社寺は、
ほとんど見当たらなくなります。

さて、

このような都市近郊の地下水事情
ですが、例外は京都です。

ここだけは、戦後に産業政策より
環境保護を重視していた。

というよりも、

アメリカが文化財保護の目的で、
意図的に爆撃せず、戦災に遭わな
かったことが主因となり、

今でも良い水質の地下水が、至る
ところで汲み上げられています。

都内では吉方位効果の現れる距離が確保できない

都内在住の方が、都内でお水取り
をするならば、

奥多摩地方や伊豆諸島を除けば、
自宅からの距離があまり取れない
と思います。

うまく距離を取れたとしても、
せいぜい20-30kmまででしょう。

ところが、

お水取りの基本的な推奨距離は、
約100km以上です。

また、一般的に、

お水取りは、距離が遠いほど効果
が大きいとされています。

そのために、

お水取りで距離を稼ぐことだけに
一生懸命になる方がいますが、
当会はそれには同意できません。

だからといって、

あまりに短距離だと、効果の方が
見込めないのです。

では、

最小限度で、何km以上ならば
大丈夫なのか?

という疑問があるでしょう。

絶対に必要な距離は…、

日常の生活範囲を越えること

ふつうは日常の生活範囲とは、
自宅から4-6km以内の範囲です。

それが、その人にとって日常的に
生活している範囲です。

当会では、

これを越えないと吉凶が現れない
という立場を取っています。

ですが、これも、

人それぞれの日常的な生活範囲が
広いか狭いかで違いがあります。

つまり、

通勤や通学のため直線距離で毎日
数十km移動している人の場合は、

その通勤・通学先までが日常の
生活範囲に入っています。

でないと、

通勤・通学の毎日の移動で、

吉方位だの、凶方位だのと、
うるさくてしょうがありません。

そんなものを毎日気にしては
いられないのです。

少し話しがズレましたが、

普通でいう日常の生活範囲が、
4-6kmだからといって、

ギリギリそれを越えればいい、
というものでもないわけです。

そこで、

何km以上なら実用的なのか?
という判断はあります。

それは…、

実用上の最少限度は20km-30kmを超えること

と、当会ではお水取り指導上の
基準を定めています。

これが、ほぼ限界点と
考えています。

なので、

基本的に、これ以下の距離で指導
することはありません。

日常的な移動が20km以上の人に
とっては、この基準でも不十分
かもしれませんが、

それは、ケース・バイ・ケースで
判断するしかないと考えています。

これまでご説明してきたように、

都内在住の方が、都内近郊で
お水取りをするのは、距離的に
ほぼ無理のようです。

ただ、都内でも例外があります。

それは、奥多摩地方と伊豆諸島へ
のお水取り旅行です。

まあ、よほど事情のある場合を
除いて、

お水取りの推奨距離(約100km)を
できるだけ守って頂いた方が、
結局はお得になるようです。

で、100kmというのは、絶対守ら
なければならないのかというと、

参考記事をご覧下さい。
お水取りの推奨距離はなぜ100km以上なのか?

以上、

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『実践で実りの秋は黄金色』

編集後記

その1:飲食店を経営しているかた限定のプレゼントについて

これからクリスマス商戦を控え、
売り上げを上げたいと願う経営者
の方を特別にフォロー致します。

その内容は、11月の記事の中で
ご案内致します。

なので、

会員各位への気付きのサポートは
11月はお休み致します。

ですから、ご相談は10月末までに
連絡メールはお急ぎ下さいね。

その2:知りたいことはサイトの中で結構分かります

■お水取り祐気取りの百科事典

■サイト内で調べる方法

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