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実は、これって、
人の心理なんです。
芝生の様子は近寄ってみるとよく分かる
家の芝生は、
いつも近くで見てるので、
まばらなところがあり、
雑草が生えてたりして、
アラばかり目に付きます。
ですが、
隣の芝生は少し離れていて、
とても青々として見えます。
アラなんか全然見えません。
花見で青い芝生を探す
先日、花見に行きました。
芝生が綺麗なところを、選んで
座ろうと探しました。
すると、
ちょっと離れて青々とした場所を
見付けて、そばまでいってみると、
意外にまばらだったりする。
結局、どこへ移っても、
それほど大きな違いは
ないのです。
それを毎年のように繰り返しています
性懲りもなく…。
年ごとにそんなに違いがある
はずがないのに。
バカじゃなかろか?
それでも、花見に行くたびに
青い芝生を探すんですねえ。
困ったもんです。
青々とした牧草地
アール・ナイチンゲール氏は、
アメリカの実業家・自己啓発作家
(1921-89)です。
この方の講演の一つに、
グリーナー・パスチャーと
呼ばれる有名なものがあります。
(直訳すると"青々とした牧草地")
その講演の中で、
私たちの中には、
より良いチャンスを求めて、
どこか遠いところにあるはずの
"青々とした牧草地"を探そう
という傾向がある。
と述べています。
そして、さらに、
今いる場所を、青々とした牧草地
に変えるほうがずっと簡単なのに。
と続けます。
そう…、
あなたが、今いるその場所。
要するに、
自分の求めているものは
もともと自分のそばにあり、
それを心を込めて世話をすれば、
もっともっと良い状態になれる
ということです。
なのに、
多くの人は遠くへ、遠くへと、
もっと違う何かを追い求めて
しまっています。
自分の家の芝生を…
お水取りの効果は、自宅から
遠いほど大きいといいます。
私も、以前は遠くばかりに
目がいきました
ですが、
気付きがなければ、
どんな遠くへ行っても、
意外につまらないことが
分かってきました。
ですから、最近は、
かえって遠くへ行くことよりも、
近くでも、気付きを得ることを
優先するようにしています。
あなたも、
どこか遠くの青い芝生よりも、
自分の家の芝生をもっと青々と
させてみませんか?
編集後記
もしも同じことを感じた方は
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