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今回のテーマは、
「お水取りは帰りの凶方位をどうする?」
です。
今日は、お水取り日です。
メルマガ読者の方も、お水取りに
お出かけの最中と思います。
さて、
お水取りに行くときに、行き先の
方角が吉方位であっても、帰りが
凶方位になる場合があります。
それは、帰りの方角が、歳破、
月破、日破、時破の場合です。
以下、本文に続く。
目次
お水取りワンポイントレッスン
年月日には干支(えと)がある
2016年は申年です。
11月は亥の月であり、
日・時にも干支があります。
そして、
その干支の正反対の方位が
「破」(は、やぶれ)
という凶方位です。
年月日時刻で強さに差があり、
歳破が大凶
月破が中凶
日破が凶
時破が小凶です。
申は西南西なので、
今年の歳破は東北東です。
干支の方位は勢力が強いのですが、
正反対の方位は勢力が吸い取られ、
殺気が構える状態になります。
で、行くときが干支の方位なら、
帰る時は普通なら破の方角に
なるでしょう。
ところが、
お水取りの吉方位は自宅から観た方角で決まる
なので、九星気学では移動した
先々の場所から観た方角で吉凶は
決まりません。
移動した場所から再移動する時の
吉凶を観る占術を奇問遁甲といい
ますが、
これは、短期的な移動に使われる
もので、三国志の諸葛孔明が軍略
に使ったことで有名です。
ですが、
これと九星気学とは全く別物です。
ですから、
帰りが破の凶方位になっても、
全然、関係ない、
と言いたいところですが、
経験的に、ちょっとは
悪影響があるようです。
帰路の凶方位は祐気取りが少し目減りする
どのくらい影響があるかを、
ホントに簡単に表現すると、
往路の吉方位で得た祐気を10
とするならば、
悪影響は、-1くらいです。
要するに、吉方位旅行の価値が
10-1=9 となって目減りします。
でも、
わざわざ、時間とお金と手間暇を
かけてお水取りに行くのですから
ほんのちょっとでも損したくない
と思うのは人情です。
そんな方には、
迂回をお勧めしています。
で、迂回の方法ですが、
いったん、破の方位を外して進み
途中で自宅方角へ向きを変えます。
要するに、三画に進むのです。
と口で言うのは簡単ですが、
地図上では可能でも実際は…
そんなに簡単にはいきません。
都合のいい道路があるとは
限らないからです。
鉄道利用の方なら、なおのこと
難しくなるでしょう。
それに、避けるのは"破"の方位
だけでなく、五黄殺、暗剣殺、
本命殺、本命的殺もなのです。
そんな綱渡りのようなルートを
探すよりも、もっと簡単な対処法
がありました。
それは、
護身用水晶による凶方位対策
黒水晶は、特に厄除け・方位除け
の力が強いので、凶方位対策に
うってつけです。
これをあらかじめ自分と同化させ
ておき、お水取りの際に携行して
出かけます。
すると、
帰路の凶方位の影響を、その水晶
に蓄えておいた祐気で相殺して、
自分の身の安全を図れます。
これで、祐気取りの目減りを
防げるわけです。
帰宅した後は、お水取りの御神水
に9日間浸けて再生させます。
どうです。
これなら、どなたでも簡単でしょ。
しかも、再生は何度でも可能です。
充電回数制限なしの高性能蓄電池
のようなものです。
編集後記
いまひとつの花が散ろうとしています
そんなにきれいな花では
ないかもしれませんが、
私にとっては、良くも悪くも
想い出いっぱいの花です。
私は散るのをじっと
見ていることしかできません。
でも、悲しむのはやめようと
思います。
悲しみの向こう側に行くのだから
笑顔で送り出してやりたい。
そして、時にはなつかしく
思い出してあげたい。
【花は咲くプロジェクト】
作詞:岩井俊二
作曲:菅野よう子
★夢を叶えるキーワード
実践が大開運の実を結ぶ