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目次
ちょっと奇妙な神社がある?
そんな不思議な神社があるのを、
あなたはご存じだろうか?
妙な話だが、それがあるのです。
それは、ある有名な山のてっぺん
にあります。
日本人なら誰でも知っている
超有名な山の名前は、
そう、富士山なんです。
以下、本文に続く
お水取り神社の豆知識
富士山の山頂を神社へ寄進した人がいた?
1609年、関ヶ原の戦いに勝利した
徳川家康は、富士山の山頂を、
富士山本宮浅間大社に寄進した。
以後は、公式に富士山頂は
浅間神社の所有地となりました。
ということは、
関ヶ原の戦いに勝った時点で、
家康が所有権を持っていた。
ということになります。
しかしその後、
山頂以外の部分での利権争いが
起こったため、
1779年に江戸幕府が介入し、
八合目から上をすべて浅間大社に
寄進し境内としたわけです。
時は移って明治維新
明治政府が一方的に、太政官布告
などによって国有地に編入しました。
さらに、
政教分離の新憲法が施行され、
宗教活動に必要な土地の無償譲与
が決まったが、
一部しか認められなかったため
1957年に神社側が名古屋地裁へ
提訴した。
これは、
「富士山頂の所有権問題」として、
国会でも審議される政治問題にも
なった。
1審、2審で神社側が勝訴し、
1974年に最高裁で確定した。
しかしながら…、
県境が決まらない
それから30年を経た2004年の12月、
長年、宙に浮いていた富士山頂の
土地所有権問題で、
財務省東海財務局は神社の所有権
を認めた最高裁判決に基づき、
やっと、
土地を無償譲与する
通知書を神社に交付した。
土地譲与がこれほど長く遅れた
理由について、東海財務局は
「譲与には移転登記が必要だが、
富士山頂は静岡、山梨両県の
県境が未確定で土地表示がなく、
登記できなかった」と説明した。
そのため、
県境問題に進展がないまま、
神社側の要請を受けて先に譲与
手続きを済ませることになった。
ということで、
富士山頂の八合目から上は、
県境がなく、どちらの県にも
入っていないわけです。
ただし、
富士山本宮浅間大社の社務所は…
静岡県富士宮市宮町1-1にある。
しかしながら、
山頂には、富士山本宮浅間大社の
奥宮があるが、県名も地番もない。
浅間神社の詳細はこちら↓
以上、
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編集後記
招きネコちゃんクイズの答え
右手を上げているのが6体、
左手を上げているのが5体、
なので、
招きネコは、全部で11体であり、
左手を上げているネコが多い。
が正解です。
右手も左手も同じ、
と答えたあなた…、
生きてるネコは、
招きネコではありません。
残念!
気学で分からないことの調べ方
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