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広幡八幡宮は、9世紀末、後の宇多源氏派の祖先に当たる第59代宇多天皇が在位当時、天皇の勅願所として鎮座したのが始まりとされています。
その後、12世紀末となり、正式に下総国の八幡神社総鎮守として社殿等が整えられ、創建されました。
ですからかれこれ1100年以上の長き歴史を持っております。
御祭神は、誉田別名(ほんだわけのみこと:15代応神天皇)、気長足姫命(神功皇后)、玉依姫命(たまよりひめのみこと)、第14代仲哀天皇と武内宿禰(たけしうちすくね)の五柱です。
ですから、勅願所鎮座当時の天皇家がお祀りされています。
参道横の駐車場に車を止め、一旦、一の鳥居まで戻って参道を進みました。
手水舎も井戸水ですが、社務所の前にも御神水を頂ける井戸があり、こちらは十分飲用可能で良好な水質を維持されています。
けして狭いとは言えない境内ですが、丁度神職が雑草の処理と箒による掃き浄めをされており、大変清々しい気持ちで参拝ができました。
インターネットで検索しても、直接飲用可能な自然水を頂ける神社として広幡八幡宮を見付けることはほとんど不可能です。
おそらく、地元の方だけが知っているお水取りの穴場ではないでしょうか。