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安房神社のご創建は、神武天皇が即位された皇紀元年に遡ると伝えられていますから、かれこれ2700年になろうかという長い歴史を誇っております。
神武天皇の下命によって、天富命は耕作に適した肥沃な土地を求め、当初は阿波国(四国の徳島県)に上陸し、そこに麻や穀(カジ)を植え開拓を進めました。
その後、天富命は更に東国に開拓地を求めて、房総半島南端に上陸し、ここにも安房国と同じ作物を植えました。
この時、上陸地布良浜付近の男神山・女神山という二つの山に、御先祖である天太玉命と天比理刀咩命をお祭りし、これが現在の安房神社の始まりになったとのことです。
主祭神の天太玉命 (アメノフトダマノミコト)は、日本の産業創始の神様であり、主なご利益はものつくり、企業隆昌、事業繁栄、商売繁盛、技術向上、学業向上などです。
御神水は、拝殿の左側から奥に入ると後背にある吾谷山の裾から湧き出しています。
この山の斜面は崩れやすい岩肌なので、岩石崩落の危険があるため、注意が必要と書いてあります。
御神水井戸の蛇口は通常止まっています。
御神水を頂く場合には、社務所に届け出て御祈祷を受けてから頂いて下さい。
これはお砂取りの場合も同様です。
ですから時間帯には必然的にお水取りやお砂取りの時間が制約されます。
御祈祷の玉串料は、5000円以上随意となっています。
安房神社の御神木は「槙」であり、拝殿から右の方へ100mほど進み、下の宮のすぐ手前、右側に注連縄を巻かれていますのですぐに分かります。