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日本で唯一の料理祖神を祀る神社として、全国の料理関係者、醤油を主とする調味料関係者からの尊崇を集めています。
ご利益としては、料理に関係する全ての心願成就といえましょう。
現在の地に創建されたのは、江戸時代初頭。
平安時代から宮中行事の一つとして行われてきたのが「庖丁儀式」ですが、今でも高家神社にて執り行われております。
境内は比較的にコンパクトにまとまっており、一の鳥居右側から入る道の先に駐車場があります。
駐車場を出て、一旦一の鳥居まで戻ってから参道を登ります。
拝殿脇には包丁塚があり、使われなくなった包丁が奉納され、お役目を終えて労われております。
現在、この神社の境内では御神水は頂けません。
ですが、宮司宅で使われている井戸水を御神水として頂くことができます。
ですので、社務所へお申し出ください。
その際、なにがしかの初穂料を御奉納された方が良いでしょう。
お正月に井戸で頂く最初の水を初水(はつみず)といいます。
現代ではそれが水道水であっても、田舎では初水と称しています。
ですから、これは言わば初水料とでも申し上げた方が適切ではないかと思料致します。
世間一般の相場としては次のとおりです。
単にご神水を頂くだけならば、1000円程度
頂いたご神水にご祈祷をしていただくならば、3000~5000円
なお、初水料としてお納めするためにご自分で封筒をご用意頂くことがより適切です。
2014年7月の情報
参詣しました折、新しい井戸が設置されていました。(参道中段の右側)
宮司にうかがうと、この井戸は掘ったばかりのため、砂礫などが多く常時出しっぱなしにして水質が安定するのを待っているとのことでした。
水質が良くなったら、参拝者に供する予定とのことですが、時期についてはまだまだ未定です。
私見ですが、2014年秋以降になるのではないでしょうか。